2025年2月、浜松市天竜区の自宅に放火した罪に問われた男の裁判員裁判が9月10日に静岡地方裁判所浜松支部で始まりました。被告の男は起訴内容を認めましたが、弁護側は事件当時、被告の男は心神喪失の状態だったとして無罪を主張しました。

現住建造物等放火の罪に問われているのは、浜松市天竜区佐久間町浦川の無職の被告の男(56)です。

起訴状によりますと、被告の男は2025年2月、浜松市内の自宅に放火して自殺しようと考え、自分の部屋で布団の上に置いたティッシュペーパーにライターで火をつけて自宅を全焼させた罪に問われています。

10日から始まった裁判員裁判で、被告の男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

弁護側は、被告の男は事件当時、死にたいという気持ちに支配されていて、心神喪失の状態だったとして無罪を主張しました。

一方、検察側は、被告の男は自分の行為がやっていいことか悪いことかの区別はついていて、心神喪失でも心神耗弱でもないと主張しました。