宮崎県は、宮崎市の県遺族会館に入る「平和祈念資料展示室」について、県庁5号館へ移設を進めることを決めました。

県遺族会館は、老朽化に伴い、売却の方針が決まっていて、「平和祈念資料展示室」の移設先をめぐっては、県庁5号館と9号館の2つの案が示されていました。

こうした中、県は、9日の県議会代表質問で、利便性や「建物の歴史と風格」を理由に5号館へ移設を進める方針を明らかにしました。

新たな展示室は、1階の一部、およそ120平方メートルが活用される予定です

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「戦災を耐えてこれまで長く、建物として機能してきたということもこの建物自体がそういう歴史をまとったものだということで、ふさわしいのではないか」

「平和祈念資料展示室」には、出征兵士の遺品や遺書などおよそ2300点が収蔵されていて、再来年度中の移設完了を目指しています。