何を食べている?
──朽木の中で、いったい何を食べているのでしょうか
(東洋産業 大野竜徳さん)
「オオゴキブリは朽木などの腐植質・植物質を利用するゴキブリで、私たちのおうちには用事はなく、朽木の中などに住んでいます。
ただし、シロアリのように生きた木をガリガリ食べてボロボロにする、と考えると少し違います。
朽木は、生きている木とはまったく違います。木が倒れたあと、さまざまな微生物などによって分解が進み、柔らかくなり、内部には多くの小さな隙間も生まれます。
オオゴキブリは、そうした利用しやすい植物質を食べて暮らしています。そして、その朽木そのものが、昆虫やクモなど、さまざまな生き物のすみかや隠れ家にもなります。
一本の倒木が時間をかけて分解されていく過程には、実に多くの生き物が関わっています。オオゴキブリも、その一員なのです」














