7年前の優先候補地・苫小牧市の反応は

北海道内へのIR誘致をめぐっては、7年前、北海道苫小牧市を優先候補地としつつも、「環境への適切な配慮を限られた期間で行うことは不可能」と判断し、政府への申請を見送った経緯があります。

鈴木直道知事
当時の見送りについて語る鈴木直道知事(2019年 北海道議会)

鈴木直道知事
「今回の区域認定申請は見送ることにするが、来るべき時には挑戦できるよう準備を進めていく」

その後、新型コロナウイルスの拡大で誘致をめぐる議論は停滞したものの、インバウンドの回復や国際会議の増加などを踏まえ、北海道は2025年、市町村にIRをめぐる意向調査を実施。

今回、考え方の改訂案をまとめました。

苫小牧市の風景
苫小牧市議会(9月3日)

7年前に誘致が見送られた苫小牧市は。

苫小牧市の金澤俊市長
誘致への意欲を示す苫小牧市の金澤俊市長(9月3日 苫小牧市議会)

苫小牧市 金澤俊市長
「統合型リゾートは苫小牧のみならず北海道、国全体を発展させていく視点から必要な施策と考えているので誘致に向けた取り組みを着実に進めていきたい」

苫小牧市民
「カジノはあまりよくないのかな。詳しくは分からないが、ちょっと心配な部分は多い」
「この先の人口減少や市の財政を考えると、(IR誘致に)一定の効果はあると思う」
「再び(IR誘致が)起き上がるということは、どうしても誘致したいという意向がどこにあるのか(知りたい)」

政府への申請は2027年5月から11月までですが、鈴木知事は現時点で判断を示していません。ギャンブル依存症や自然環境への影響をめぐり慎重意見も根強いIR。

IR誘致に関する資料映像
北海道議会 【この記事の画像をさらに見る】

議会での議論や誘致に関心を持つ市町村との話し合いが今後、本格化することになります。