「強く豊かな日本投資枠」の予算要求は青天井に

補正予算依存からの脱却と合わせて、今年の概算要求で最も大きな特徴は、新たに創設された「強く豊かな日本投資枠」にある。

概算要求には「シーリング」と呼ばれる予算要求の上限が設けられてきた。
かつては「ゼロシーリング」や「マイナスシーリング」など前年度並みかそれ以下の予算要求しか認めない時代もあったが、片山財務大臣は7月の会見で「もはやシーリングと呼ぶべきものはない」とし、来年度予算案の編成に向けた予算の要求は青天井で可能となった。

その結果「強く豊かな日本投資枠」を使った予算要求は12兆1730億円まで膨らんだ。

このうち、経産省は4兆5250億円、文科省は2兆1830億円とこの2つの省庁だけで半分以上を占めている。