一つでも当てはまったらすぐ病院へ 脳梗塞のサイン「FAST」とは?

山形キャスター:
脳梗塞かどうか、どう見分ければいいのか。そのポイントをまとめたのが「FAST」と呼ばれるものです。

【脳梗塞のサイン“FAST”】※厚生労働省HPより
▼Face(顔):片側のまひ
▼Arm(腕):片腕に力が入らない
▼Speech(言葉):ろれつが回らない
▼Time(時間):すぐに病院へ

横浜新都市脳神経外科病院 森本将史 院長:
顔の症状では、例えば、物を食べてるときに片側からばっかり何か漏れてくるとか、言葉の滑舌が自分が思っているように喋れないとなったとき、口をぐっと上げると、自分では上げているつもりが片方だけしか動いていないというのが鏡を見ればすぐわかります。

そうした場合、まず脳梗塞の疑いがあると思ってもらった方がいいと思います。

腕の症状は、明らかに力が入らないときはすぐにわかると思います。ただ、何か物を持ったときに落としてしまうとか、何かいつもと感じが違うという微妙なときもありますよね。

そのときは手を挙げて目を閉じてみてください。脱力している方の手は、小指側から下がってきます。自分では保とうとしていても、自然に落ちてきた場合は、脳の症状だと思っていただいた方がいいと思います。

井上キャスター:
これも一過性で戻ることもあるのでしょうか。

横浜新都市脳神経外科病院 森本将史 院長:
一過性で戻ることもあります。さっきは持てなかったけど、持てるようになったなということもあるので、そこが難しいポイントです。

言葉の症状に関しては、外来に「滑舌がちょっと悪いんです」という患者さんが来られたときに、「ぱぴぷぺぽ」「さしすせそ」「らりるれろ」などを言ってもらい、口の開きや舌の動きがちゃんとしているか調べる方法をよく使います。

そういった言葉を自分で言ってみて、ちゃんと言えているか確認してもらったらいいと思います。

山形キャスター:
「ぱぴぷぺぽ」は口を最も閉め、「らりるれろ」は舌を最も使うということで、こうした方法で確認するといいということです。

いま紹介した症状に一つでも当てはまった場合、すぐ病院へ行くことが大切なんだそうです。