熱中症との見分け方は? 脳梗塞に特徴的な「局所症状」のポイント

山形キャスター:
脳梗塞の初期症状では、▼めまい・ふらつき、▼脱力感、▼吐き気、▼意識低下などがみられます。

暑い時期にこの症状が出ると、熱中症だと勘違いしやすいと思いますが、それはどのように注意すればよいのでしょうか。

横浜新都市脳神経外科病院 森本将史 院長:
当院に搬送されてくる患者さんでも、最初は脳梗塞疑いで来ましたが、実際に脳の検査をしたら熱中症だったという患者さんも中にはいます。

見分ける大きな特徴としては、熱中症の場合、意識障害やめまいなど体全体の症状が出て、局所の症状がなかなか出ません。

脳梗塞の場合、どこに脳梗塞ができるかによって、片方の手足だけに麻痺があったり、言葉だけが問題だったり、局所の症状がそこに伴いやすいです。

井上キャスター:
目のサインもあるといいますが、片目だけ見えなくなり、それが数分で自然に戻ったりする一過性の症状だと「大丈夫だ」と思ってしまいそうなのが、厄介ですね。

横浜新都市脳神経外科病院 森本将史 院長:
その判断は本当に難しいですが、「一過性脳虚血発作」という名前があるぐらい、症状が出ても治まることがあります。

なので、「症状が起きたら、必ず油断せずに一度専門家に診てもらうことを心がけてほしい」ということを患者さんによく言っています。