「お父ちゃん、お母ちゃん…」

両親が駆けつけると、無数の負傷者が横たわり、なかなか見つけることができなかったといいます。

竹本秀雄さん
「探しあぐねていたとき、突然、『お父ちゃん、お母ちゃん』と呼ぶ声が聞こえたそうです」

両親は、やっと君江さんと再会、自宅へ連れ帰ることができました。

しかし…その翌日の8月30日、君江さんは息を引き取りました。

竹本さんの家庭では、今でも毎年8月30日まで盆灯籠を飾り続けています。

「うちの終戦は8月30日なんです」