富山に秋の訪れを告げる伝統行事「おわら風の盆」が幕を開けました。初日の人出はコロナ禍以降最多となる約11万人に上り、富山市八尾町は大勢の観光客で賑わいを見せています。300年以上続く伝統を受け継ぐ踊り手たち。ことし新たに仲間入りした高校生に密着しました。
哀愁を帯びた胡弓の音色が、坂の街に響き渡りました。3日3晩にわたって唄い、踊り明かす伝統行事が「おわら風の盆」です。

立春から数えて210日にあたる台風到来の時期に、稲に被害をもたらす風を封じ、五穀豊穣を願う行事として江戸時代に始まったとされています。
行事運営委員会によりますと、初日に訪れたのはおよそ11万人。2020年のコロナ禍以降、最多です。

フランスとベラルーシからの観光客
「すごく素敵。とても美しくて、私たちはここにいられることを本当に嬉しく思っています」

イスラエルから来た観光客
「すごく美しい。今きたところです。これからダンスを見てビールを飲んで楽しむよ」

岐阜県から来た人
「3回目です。風情があってすごいしっとりとした踊りに癒やされて毎年来るようになりました」

富山市から来た女性
「おわらのときはどうしても足運びたくなっちゃうんです」

高岡市内から来た人
「小さいときからこの時期よく来てて、毎年この時期にはこないとと思っています」

女性の踊り手は、習わしで高校生から25歳までとされています。
伝統の舞を大切に受け継ぐ東町でも、ことし、期待の新人がデビューの日を迎えました。富山国際大学付属高校1年の伊藤姫花さんです。

伊藤姫花さん
「小さいころからお姉さんたちが緑の浴衣着てたから、憧れみたいな感じだったのでうれしいです。着られて」















