“始まり”の場所 五街道の起点「日本橋」

中山道の起点となる日本橋に行くと、「五街道の起点として、大正時代に東京市がこの柱を建てた」と荻窪さん。
大正時代、日本橋の中央部に設置された「東京市道路元標(げんぴょう)」の柱。旧東京市が管理する市道の距離を測る起点という意味が込められた特別なもので、現在は日本橋の北に移設されていますが、「昔は橋のど真ん中にこの柱があった」と言います。

日本橋は、明治9年に日本で初めて“国道”が定められた際、東京を起点とする主要幹線の出発点となった、日本の道路史における“始まり”を象徴する極めて重要な場所。
現在は、柱の代わりに「日本国道路元標」と刻まれたプレートが日本橋の中央に埋め込まれています。
さらに、日本橋には獅子と麒麟の像があり…

(道マニア・荻窪圭さん)
「獅子が手に持っているのは、東京市のマーク。今の東京都の正式な紋章になっている」
一説には、ロンドンやパリの石橋を参考に設計されたという日本橋。東洋の麒麟や西洋の獅子を掛け合わせたデザインは、首都の繁栄や近代国家への躍進を象徴していると言われています。













