北海道江別市の消防署男性職員が、20年近くにわたり、複数の職員に対してパワーハラスメント行為を繰り返していたとして、1日、停職3か月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、江別市内の消防署に勤務する、40代の消防司令補の男性職員です。
江別市消防本部によりますと、この消防職員は、2007年度から2025年度にかけて、複数の職員に対する、あわせて20件の暴言や暴行などのパワーハラスメント行為を行ったということです。
2025年10月、被害を受けた職員のうちの1人から、市のハラスメント相談窓口に通報があったことで問題が発覚。消防本部が被害を受けた職員らや、第三者から事情を聴くなどして調査を実施した結果、ハラスメントに該当すると認定されました。
江別市消防本部は、被害を受けた職員の尊厳を傷つけ、市職員としての職の信用を著しく失墜し、全体の奉仕者たるにふさわしくない非行にあたるとして、1日、地方公務員法に基づき、消防職員を停職3か月の懲戒処分としました。また、消防司令補から消防副士長への降任処分を出しました。
今回の問題を受けて、檜森敦司消防長は、「この度の不祥事により、市民の皆様の信頼を大きく損ねたことを深くお詫び申し上げます。火災等の現場において、市民の皆様の生命や身体の安全確保のための活動を行う消防組織では、職員間で緊密な意思疎通を図ることが特に重要でありますことから、チームワークを乱し、職員が能力を発揮することを妨げるハラスメント行為は、絶対に発生させてはならないものであります。市としましては、令和2年4月1日に『江別市ハラスメント防止に関する指針』を策定し、ハラスメントの根絶に取り組んできたところでありますが、本事案を重く受け止め、再発防止に向けて組織を挙げて全力で取り組むとともに、一層の公務員倫理の確立のため、改めて厳正な服務規律の確保と綱紀粛正について全職員への指導を徹底し、職員一丸となって市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。














