北海道電力は、泊原子力発電所の構内に、低レベル放射性廃棄物を処理するための、新たな施設を建設する計画を明らかにしました。

北海道電力 泊原子力発電所(北海道泊村)

北電によりますと、新たに建設するのは、紙や金属などの廃棄物を分別して細かく切断したり、圧縮した上で、ドラム缶にモルタルを流し込み、固化したりするものです。

その後は、放射能濃度などを検査し、青森県六ヶ所村の埋設センターに搬出する計画です。

これまで泊原発では、こうした廃棄物を処理せずに、200リットルのドラム缶に入れて保管していて、その量は、現在、約1万2000本に上ります。

施設の処理能力は、年間1000本以上で、建屋は3階建て、のべ床面積は約4600平方メートルになります。

施設の建設にあたって、北電は9月1日、安全協定に基づき、地元4町村と北海道に対し、事前に了解を得るための協議を申し入れました。

北電は、泊3号機の再稼働後には、年間約300本の廃棄物が発生すると見込んでいて、2031年度中の竣工を目指すとしていますが、事業費については、取引先との契約に関わるとして、公表していません。