北海道オホーツク地方の東部海域では、9月1日から、釣り人によるサケ・マス釣りに「1人1日3匹まで」などの新しいルールが始まりました。そんな中、ルールを呼びかける看板が壊される事件も起きています。

多くの人たちがサケ釣りを楽しむ網走市の北浜海岸です。

釣り人にリーフレットを配る職員たち(9月1日 北海道網走市)

9月1日から「1人1日あたりに釣るサケ・マスは3匹まで」などの新たなルールが始まり、北海道の職員らが釣り人にリーフレットを配って呼びかけました。

サケの資源量は全国的に最盛期の3分の1以下に減っていて、厳格な資源の管理が必要だということです。

適用されるのは11月30日までで、オホーツク地方の網走、斜里町、小清水町の海岸や港が対象です。

破壊された看板(斜里町役場提供)

一方、このタイミングで被害も出ています。8月29日、斜里町朝日町の海岸で新たなルールを呼びかける立て看板1枚が壊されているのを斜里町の職員が見つけました。

現場は、サケ釣りで人気のスポットで、地元だけでなく遠方からも訪れる人が多いといいます。斜里町によりますと、看板は前の日の28日までは無事だったということです。

斜里町役場水産林務課 森高志課長

斜里町役場水産林務課 森高志課長
「釣り人の皆さんにも我慢をお願いすることになる。そのうえでルールが制定されている。看板が壊されたことは非常に残念。(町が)管理しきれない状況になれば釣りの入り口封鎖も考えられる」

斜里町は8月29日に、警察に被害届を出し、警察は器物損壊事件として調べています。