熊本地震や猛暑などもあった今年の夏、宮崎県内の観光地やイベントの人出はどうだったんでしょうか?

(加藤沙知アナウンサー)「どうですか?」
(海水浴客)「最高です!!!」

宮崎市の青島海水浴場。今年は、相次いで発生した台風が打撃となりました。

丸一日遊泳禁止となった日は、去年が6日間だったのに対し、今年は、過去10年で最多となる13日間に倍増。
海水浴場の人出はおよそ8万人に留まり、去年の半分以下に落ち込みました。

(宮崎市観光戦略課 柴原德雄係長)
「大変残念には思っているところですが、青島海水浴場においては、安定した運営を、皆様のご協力のもと、できているので、どの季節に行ってもお楽しみいただけると思う」

一方、宮崎市フェニックス自然動物園は、熊本地震などの影響で、一時、来場者が落ち込んだものの、お盆ごろから回復。
7月と8月、2か月間の来場者数は前年並みとなりました。

夏のイベントは、天候にも恵まれ盛況でした。

宮崎市で開かれた「まつりえれこっちゃみやざき」。
2日間の来場者は、およそ14万人と、去年より2万人増加しました。

1万1000発の花火が夜空を彩った「みやざき納涼花火大会」。今年は、初めてのショーも披露されました。
観客数は、13万5000人と、こちらも去年の人出を上回りました。

「夏来たなーって感じします」

一方、県内有数の観光地は…

(延岡支社 田尻怜也記者)
「観光スポット、高千穂峡です。平日にもかかわらず、家族連れなどでにぎわっています。遊覧ボートも多くの方が利用されているようです」

(観光客)
「滝をこんな間近で見られたことなかったので、めっちゃ良い経験になった」

1日もにぎわいを見せた高千穂峡ですが、今年の夏は、熊本地震に伴い、一時、周辺が立ち入り規制となるなど影響を受けました。

(高千穂町観光協会 丹波由香さん)
「(先月上旬は)キャンセルのご連絡が多かった。神楽にしろ、貸しボートにしろ、旅行商品だったり、かなりキャンセルのご連絡をいただいた」

高千穂町が保有する有料駐車場の8月の利用台数は、去年に比べ、およそ1000台、率にして7%減少しました。

熊本地震の影響を、特に受けたのが宿泊業です。
「ホテル高千穂」では、8月、およそ300件、800人分の予約がキャンセルされました。

(ホテル高千穂 大西満男さん)
「最初地震の影響が出始めたころこの先どうなるかと、どんどん落ち込んでいくんじゃないかという不安はあった」

しかし、お盆ごろから徐々に宿泊者は増え、8月の売り上げも前年並みまで回復したということです。

(ホテル高千穂 大西満男さん)
「安堵の気持ちもあるし、客の笑顔を見るのが幸せでもあるし、楽しみでもあるのでうれしいの一言にかぎる」

取材したホテルは、前年並みまで回復したということですが、県の推計によりますと、先月28日時点で、県内の宿泊施設のキャンセルは、およそ15万1000人で金額は、およそ13億4000万円にのぼるということです。

熊本地震を受けた支援制度の「九州ふっこう応援割」が来月1日から始まりますので、県内全域の観光の盛り上がりが期待されます。