被爆者団体の「長崎被災協」が主催する被爆体験を受け継ぐ「語り部」を育てる「継承講座」の初回が、8月30日に行われました。

講座は、被爆体験の「語り部」が減少する中、語り継いでくれる人を増やそうと、長崎被災協が初めて企画したものでまずは、被爆二世を中心に呼びかけたところ、16人が受講しました。


被爆二世は、「今まで(被爆)二世二世って言ってきてたんですけど、私は何をしてたんだろうと」や、「いま、聴けるうちに(被爆者の)父から(体験を)聴いて、皆さんにお伝えできることがあれば」と話しました。

初回は、被爆教師で長年語り部をしてきた山川剛さんが講義を行い、「人を動かすのは『感性』であり、被爆体験を語る時も、心を動かすものでなければならない」と伝えました。
また、受講生は、8回の講座を通して原爆の被害や被爆者運動、核兵器をめぐる世界情勢などを学びます。

講座を発案、企画した長崎被災協の長野靖男監事は「被爆者が一人もいなくなった後でもやっぱり被爆体験を語り継ぐ人は必要だと。希望を語ると。辛い話しだけではなしにね。平和な世界になる希望があるということを語ってほしいと思いますね」と述べています。

講座修了後、誰の体験を受け継ぐかや練習などを経て、2027年春に語り部デビューを目指します。














