JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」が9月、28年にわたる運行を終えます。沿線にはラストランを見ようと多くのファンが訪れています。
秋色が濃くなった富良野盆地を走る列車。「富良野・美瑛ノロッコ号」です。

乗客は…
「甘くてすごいおいしいです!」
窓枠だけの客車「トロッコ列車」が、ゆっくりノロノロ走るから「ノロッコ号」です。
1998年にデビューして28年。田園風景やラベンダー畑を地元の味覚とともに楽しめる列車としてファンに愛されてきました。
しかし、機関車の老朽化に加え部品の製造中止が重なり、2026年がラストランとなりました。
「ノロッコ号」が走るJR富良野線の沿線は国内有数の農業地帯です。

喫茶と宿・美瑛茶房 店主
「美瑛のスイートコーン。きょうの収穫。せっかく来るお客さんに、楽しんでもらわないといけない」
米、ジャガイモ、玉ねぎ、トウモロコシ、カレーの具材がすべて揃うのです。
乗客は…
「すごくおいしい。景色が見やすくて快適です」
車窓を見ながらお酒が楽しめるのも「ノロッコ号」の醍醐味です。
馬場佑里香記者
「中富良野産のラベンダーの花粒を浸けこんだビールです。いただきます!飲んだあとにふんわりラベンダーの香りが鼻から抜けます。爽やかでとってもおいしいビールです」
北海道旭川市から富良野市まで「トロッコ列車」を押していた機関車は、今度は列車を引っ張り旭川に戻ります。力強い勇姿も間もなく見納めです。
乗客は…
「(撮った写真は)100枚は超えている。引退すると聞いてこれは乗るしかないと駆けつけた。感無量です」
スピードや効率が求められる時代。だからこそ、あえて「ノロノロ」する旅もいいかもしれません。














