富山県内では、これまでに降った記録的な大雨により、土壌の中に水分が非常に多く残った状態が続いており、土砂災害への警戒が必要です。

気象庁によりますと、26日午後8時の降り始めから8月29日午前5時までの降水量は、氷見で488.0ミリ、魚津と宇奈月で278.0ミリ、富山で245.5ミリなどを観測しています。

土壌中の水分量を示すシミュレーションによりますと、被害の大きかった時期に比べると全体的には落ち着きが見られるものの、28日に大雨となった県東部や氷見市周辺を中心に、土壌中に水分がたっぷり含まれていることを示す高い指数が続いています。

この高い水分量は29日夜から30日朝にかけても抜けることなく、土砂が崩れやすい危険な状態が停滞・継続する見込みです。

県内では30日夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨が降って警報級の大雨となるところがある見込みです。

1時間降水量は29日・30日ともに東部・西部で40ミリ、24時間降水量は30日午前6時までに東部・西部で120ミリ、その後31日午前6時までに東部・西部で80ミリと予想されています。

すでに地盤が著しく緩んでいるため、少ない雨量であっても土砂災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

県西部では29日夕方にかけて土砂災害に警戒するとともに、県全域で8月30日夜遅くにかけて土砂災害に注意・警戒してください。