熊本地震の発生から8月28日で1か月です。
東北大学は27日、これまでの研究成果の報告会を開き、地震による断層のずれが30キロ以上に及ぶと推定されることなどが報告されました。
報告会はオンラインで開かれ、地震や地殻変動の専門家らが現地調査やデータ解析の結果を発表しました。

東北大学災害科学国際研究所・岡田 悠太郎・助教:
「断層のすべりの最大値は黒いところが2.5メートルなので、ほぼ2.5メートルのすべりが地表付近に及んでいる可能性があることが暫定モデルで示唆された」

地殻変動が専門の岡田悠太郎助教です。衛星がとらえた地殻変動データを解析しその結果、震源となった日奈久断層では地震により最大で2.5メートルの断層のずれが生じ、そのずれが30キロ以上にわたり地表に到達したことが推定されると報告しました。

東北大学災害科学国際研究所・岡田 悠太郎・助教:
「距離は30キロ以上と考えられるすべりの広がりは、現地調査の地表地震断層の分布と調和的」

一方で、岡田助教は日奈久断層の南部でのずれは小さく推定されていて、解放されていないひずみが残っている可能性があると指摘しました。














