来月に金融政策決定会合を控えるなか、日本銀行の氷見野副総裁は会見で今後の利上げについて「次回を含めた毎回の会合でしっかり議論する」と述べました。

日本銀行は来月17日から当面の金融政策を決める会合を開きます。

市場では9月会合での利上げ観測が高まっていますが、氷見野副総裁はきょうの記者会見で利上げのタイミングやペースについて、次のように述べました。

日本銀行 氷見野良三 副総裁
「経済・物価の中心的な見通しが実現する確度やリスクを点検しながら、毎回の決定会合においてしっかり議論してまいりたい」

「『毎回の会合』には次回の会合も含まれる」と説明し、9月の利上げにも含みを持たせました。

日銀はこれまで半年に1回ほどのペースで利上げを行い、最近ではことし6月の会合で政策金利を1%に引き上げています。

氷見野副総裁は、金融環境は緩和した状態が維持されているとして「これまで以上に物価の上振れリスクを意識する必要がある」と強調。その上で「適切に政策を運営することでうまく2%に基調を着地させていきたい」と話しました。