「クレジットカードは使えない」現れ始めた“制裁”
松原:動きを止めようという意味でいうと、実害として今、例えば以前インタビューさせていただいた時に「制裁を受けると、カードとか、あるいはパソコンとか、いろんなものが使えなくなるんじゃないか」とおっしゃっていました。現状どうですか?
赤根:まだ時期的に制裁発動から時間が経っていないので、まだ個人的な影響が起きるかは分からないところもありますが、少なくともクレジットカードは使えなくなっています。
松原:もうすでに使えなくなってる?
赤根:はい。
松原:それはアメリカのカードという意味ですか。
赤根:ですね。アメリカの会社のカードですね。
松原:そうですか。銀行との取引、あるいはパソコンの、例えばソフト含めてどうですか?ネット環境含め。
赤根:ICCの仕事で使うネット環境というか、ITに関しては、この前にお話しした時と違って、マイクロソフトからヨーロッパの会社に移っています。ICC全体が。いっぺんに移ったんですけれども、それで仕事をする環境としては特に問題は生じていないです。個人的なアプリとかが、これから影響されてくるかもしれないというところではあります。
松原:つまり、個人的にというのは、赤根さん自身の例えばGoogleやAmazonというのが使えなくなると。アメリカのものはという意味ですか。
赤根:そういうものが使えなくなる可能性はありますね。
松原:カードはすでに使えないと。どうされているんですか?
赤根:オランダでは銀行カードというのは使えるんですよ、国内での。ですから、そこ自体は問題はないんです。ただ、日本に帰った時にそれが使えるわけではないので、これから影響が出てくる可能性はあります。
松原:やはりアメリカだと、アメリカと取引している第三国のものも使えなくなるんじゃないかという懸念も前におっしゃっていました。その点の懸念はどうですか?
赤根:二次的な制裁の対象になることを恐れて、「オーバーコンプライアンス」をする民間企業っていうのは出てくる可能性はあります。
松原:そこはまだちょっとどこまで個人的に実害が及ぶのか、見えてこないということですか。
赤根:まだ時間的にあまり経ってないってこともあります。一般的に言うと、今まで制裁対象になった裁判官などは、すでにそういう影響が出ているというふうには聞いています。














