税金が使われた“複数の疑惑” 蔵内氏の辞職で解明は

高柳キャスター:
福岡県議会の中でも信頼回復が急がれています。

【福岡県議会 “疑惑”の解明は?】
・約2800万円 正副議長ポストめぐる「金銭授受疑惑」
・3年間で25回 約2億8000万円「高額な海外視察」
・3億5000万円のモニュメントなど「ワンヘルス政策の妥当性」など

こうした疑惑が今後、解明されていくのかが焦点となってきます。

井上キャスター:
現状では、蔵内氏が「黒」とされている気がしていますが、蔵内氏の個人の問題だけではなく、その状況を作り上げた議会のシステムがあると思います。

以前から、国会以上に地方議会の方がお金の透明性が低いと言われてきました。それがずっと放置されてきたからこそ、今回の福岡県議会のような問題が起きたのだと思います。

他もどうなのかを見ていく必要がありますし、仕組みやルールをもう一度しっかり考え直さなければいけないのではないでしょうか。

元外交官 島根玲子さん:
国のことになると国民の皆さんも見ていると思いますが、地方自治の面にも有権者の目は光らせないといけないと思います。

RKB毎日放送 報道部  野島裕輝 記者:
これらの疑惑には税金が使われていますが、高額な海外視察については、多額の費用とその報告書を公表してこなかったという不透明なやり方に批判が高まっています。

その中心にいたのが蔵内氏で、この高額な海外視察については、第三者委員会がこれから立ち、調査が進められます。

疑惑についてはまだ解明されていない状況です。

高柳キャスター:
今後について蔵内氏は25日、「後日福岡でゆっくり報告を行いたい」述べています。

井上キャスター:
第三者委員会のメンバーがどのように選定され、どのような調査が行われるのか、県議会全体の“本気度”が問われることになります。

========
<プロフィール>
野島裕輝
RKB毎日放送 報道部 福岡県政担当
前職は福岡県庁職員

島根玲子さん
元外交官
高校で2度の留年・中退を経験
2011年外務省入省 中南米やアジアとの外交に携わる