揺れる福岡県議会において、“県議会のドン”蔵内前議長が25日に議員辞職したことを受け、最大会派の自民党県議団が緊急の議員総会を開きました。今後、県民の信頼を回復することができるのでしょうか。
会長職を歴任“福岡県議会のドン” 元県庁職員の記者「自民党県議団の力は大きかった」

高柳光希キャスター:
福岡県議会について、
▼蔵内氏がなぜ権力を持ったのかという福岡県議会の体質
▼金銭授受や高額な海外視察など疑惑の真相解明
という主に2つのポイントについてみていきます。
まずは蔵内前議長の経歴です。

蔵内勇夫前議長は現在72歳、1987年に33歳で初当選して以降、当選回数は10回です。
▼「県議会」の議長を2回
▼「全国都道府県議会議長会」の会長
も務めました。
他にも、
▼世界獣医師会
▼自民党県議団
▼自民党福岡県連など
会長職も歴任し、まさに“福岡県議会のドン”と言われています。
当選10回の大ベテランで、県連会長を10年以上続けるというのは、どのような状況なのでしょうか。

RKB毎日放送 報道部 福岡県政担当 野島裕輝 記者:
他の自治体では、一般的には国会議員が県連の会長を務めることが多いですが、福岡県議会では県議会議員である蔵内氏が長く会長を務め、力を持ってきた現状があります。
高柳キャスター:
そこまで権力を持つと、議員も逆らえない側面もあるのでしょうか。
RKB毎日放送 報道部 野島裕輝 記者:
蔵内氏が圧倒的な力を持っていたがために、意見を言うことができない現状もあったと思われます。
井上貴博キャスター:
蔵内氏本人は「第三者委員会の調査には協力する」と話していますが、あくまでも第三者委員会の調査に強制力はないので、どうしても「蔵内氏が逃げた」という印象が強く残ってしまいます。
野島記者は、前職が福岡県庁の職員だということですが、職員だから見えていた福岡県議会のあり方や感じるところがあれば教えてください。
RKB毎日放送 報道部 野島裕輝 記者:
他の県議会を取材したこともありますが、私が福岡県庁の職員だった時、「議会の持つ力は大きい」という印象はありました。
その中でも、蔵内氏がまとめていた自民党県議団の力は大きかった印象があります。

元外交官 島根玲子さん:
議会と行政は本来、緊張関係にあるべきだと思いますが、議会で「イエス」しか言えないという力の強さは、健全ではないと思います。














