収穫増も浮かない表情…農家が恐れる「不可逆なリスク」とは
国産の8割以上を占める「北海道産ジャガイモ」。しかし、今ジャガイモの一大産地が揺れています。
まもなく収穫シーズンを迎える北見市の遠藤正人さんの畑では、害虫に強い「ゆめいころ」などを作っています。
北見市の農家 遠藤正人さん
「いいイモがなってますね。今年は6月~7月にいい雨をもらえたので、元気に大きく育ってきてくれている」
ことしの収穫は、例年よりも2割ほど増える見込み。遠藤さんもホクホクのはずですが…、表情はさえません。

北見市の農家 遠藤正人さん
「現場の努力ではどうにもならない不可逆なリスクを背負わされることが一番不安ですね」
心配の種、それは…アメリカ産の生ジャガイモの輸入解禁の動きです。
現在は、病害虫を防ぐため、ポテトチップスの加工用や冷凍品などに限って輸入が認められていて、生のジャガイモは認められていません。
ところが、6年前、アメリカは日本に対し、生ジャガイモの輸入解禁を要請。日本政府と、病害虫のリスク評価など輸入解禁に向けた手続きを進めています。
鈴木憲和農水大臣(7月17日)
「米国産の一般流通用、生鮮ばれいしょ(ジャガイモ)について、日米両国の検疫当局間で病害虫のリスク評価を行ってきている」














