きっかけは、「父親がロシアに拿捕された」

七星さん「自分の父親がロシア側に拿捕されたっていうことがあったんですね」

提供:ロシア国境警備局 2019年12月撮影

事件が起きたのは2019年12月、歯舞群島周辺の海域。日ロ政府間の協定に基づく安全操業の枠組みでタコ漁をしていた漁船5隻が、ロシアの国境警備局の立ち入り検査を受けて国後島に連行されました。この中に七星さんの父親もいたのです。

七星さん「父親ががんの治療中で、日帰りっていう感じで薬も持って行かないでロシアの方に漁に行って拿捕された。こちらとしては、父親が生きて帰ってこないんだろうなっていう覚悟はあった」

帰ってきた漁船 根室・花咲港 2019年12月 

乗組員24人は1週間ほどで無事、全員帰ってきました。

七星さん「そういう経験をしてしまったので、これをただロシアが悪いとか日本が悪いとかで終わらせてしまうのは、ちょっと私の性に合わない。北海道だけでやってても限界がある。まずは自分の住んでいるところから動かしていこうと思って」