大雨で水没した大阪市のポンプ場の完全な復旧は、2029年度末になる見通しです。

大阪市住之江区にある「住之江抽水所」。雨水を一時的にためて市の南東部の浸水を防ぐ「なにわ大放水路」からの排水を担っていますが、今年6月の大雨でポンプ6基全てが水没し、使用できない状態となっています。

大阪市は8月25日、来月中に、水没したポンプを解体して再利用できる部品を精査し、まずは来年夏ごろまでにポンプ1基の復旧を目指す方針を明らかにしました。

「なにわ大放水路」が満水となった場合、現在、排水に約7日間かかりますが、6時間程度に短縮できるということです。

全てのポンプの完全復旧は2029年度末になる見通しです。

(大阪市・横山英幸市長)「市民の不安などにお応えできるように可能なかぎり早く対応したうえで、やれる手立てを尽くしていきたいと思います」

市は今月31日から有識者会議を開き、年内にも原因究明と再発防止策を取りまとめる方針です。