貴重な地質遺産などを保全し防災教育など生かす活動に取り組んでいる国内にあるジオパークの関係者らが、25日に18年前の大地震で発生した宮城県栗原市の大規模な地すべり現場を視察しました。

目前にそびえ立つ高さ150メートルの壁。宮城県栗原市栗駒の「荒砥沢(あらとざわ)地すべり」です。

25日は、日本ジオパークネットワークの関係者ら約40人がガイドの説明を受けながら、自然の脅威を伝える災害の爪痕を視察しました。

ガイド:
「頭に重い岩、(中間に)軽い岩、下に滑る岩があったところにドンと揺れが来て滑っていった」

荒砥沢地すべりは、栗原市で最大震度6強を観測した2008年6月14日の岩手・宮城内陸地震で、幅900メートル、東京ドーム50杯分の土砂が300メートル水平移動しました。

香川県から参加した人:
「今まで見たことがなく、このような災害がどこでも起こりうることと思い、防災上重要ということがしみじみ分かった」

新潟県から参加した人:
「明日私たちの身にも起こることを意識しながら、防災減災に努めていきたい」

一行は、2015年にジオパークに認定された栗原市を24日から訪れていて、26日まで国内のジオパークの運営や今後の取り組みなどについて話し合い交流を深めることにしています。














