「あ、また出たこの広告。閉じるボタンが見つかりにくくてイライラする」

ウェブサイトを見ていて、そんな経験はないでしょうか。画面を覆う広告を消そうと「×」を探す。ところが妙に小さい。右上にあると思ったら左上だったり、「CLOSE」の文字が斜めになっていたりする。

数秒たたないと閉じるボタンが現れない広告もあります。記事をスクロールしても画面についてくる「スティッキー広告」や、記事の途中で居座る広告も珍しくありません。

なぜウェブ広告は、こんなに「閉じにくく」なったのでしょうか。

背景には、ネット広告特有の皮肉があります。ユーザーにとって使いやすいUI(ユーザーインターフェース)と、広告の数字が良くなるUIは、必ずしも同じではないのです。