シーズン最強寒波が到来した日本列島。厳しい寒波の中で注意が必要になるのが「水道管の凍結」です。

山形市上下水道部では、水道管が凍結する条件について、4つを上げています。

水道管が凍結する条件は?

1.外気温がマイナス4℃以下になったとき
2.一日中氷点下の真冬日が続いたとき
3.水道管が北側の風の当たりやすい場所にあるとき
4.旅行で家を留守にするなど、長期間水道を使用しないとき

しかし、山形市では1月25日に最低気温がマイナス8.4度と厳しい冷え込みとなりました。最高気温も零度を下回る寒さ。こうしたときは、普段以上に警戒が必要です。

「就寝前」や「日中」にも注意を

山形市上下水道部によると、普段以上に警戒すべきなのは、就寝前と日中の対策です。

厳しい冷え込みの場合、普段は凍らない水道管も短時間で凍結する場合があるということです。条件によって凍結までの時間は様々ですが、就寝時など長時間水を出さない環境は注意が必要。

さらに、日中の対策もできる限り行ってほしいとしています。

有効な対策は「水抜き」緊急的対応は「細水」

有効な対策は「水道管の水抜き」です。

電熱線等の凍結対策が行われている水道管については、凍結を避けることができますが、もしない場合は、途切れない程度の細水を常時出しておくことが緊急的な対策になるということです。

もしものために…「お風呂に水をためておく」

もし、水道管が凍結した場合は、蛇口や水道管にタオルなどを巻き付け、50℃程度のお湯をかけることが有効だということです。
しかし、水道管が凍結していると、お湯を沸かすための水も確保できなくなってしまいます。
また、トイレも使えなくなってしまうため、万が一に備え、お風呂に水をためておくことも対策の一つだということです。