今まさに最盛期を迎えている、あるものを取材してきました。

大子漆保存会 仁平良廣 会長
「これが漆、これを垂れないように、いかに(樹液を)さらうか」

日本の伝統美には欠かせない漆。しかし現在、国内に流通する9割が外国産で、国産はほんのわずかです。

その希少な国産漆のなかで、全国2位の生産量を誇るのが、茨城県大子町でとれる大子漆です。なかでも7月から8月にとれるものは特別な物なのだそうです。

大子漆保存会 仁平良廣 会長
「盛辺(さかりへん)。一番、質の良い漆」

今回、特別に私も漆掻きを体験させていただきました。

福山佳那 気象予報士
「あー!ちょっと曲がっちゃってる!この一列で、数滴しかとれないんですね」

1本の木から牛乳瓶1本分ほどしか取れない貴重なものです。漆は水分が蒸発して乾くのではなく、空気中の水分と酵素が反応して固まるそうなんです。日本では縄文時代から塗料や接着剤として使われてきた歴史があります。

漆の文化、守っていきたいですね。