全国初・東京都「女性活躍推進条例」とは
こうした現場の背中を押す枠組みとして、東京都が全国で初めて施行したのが「女性活躍推進条例」だ。この条例は、企業に対して、女性が能力を発揮しやすい環境づくりを促すもので、具体的には次のような取り組みが示されている。

【条例で示されている主な取り組み】
●採用・登用の見直し:女性従業員の割合が4割を下回る職種での積極採用や、採用試験における面接官の性別偏りの解消
●環境整備:男女別の更衣室やトイレなどの整備
●働き方の支援:育児や介護と両立しやすい職場環境づくり
この条例自体に罰則規定は設けられていないが、東京都は実効性を高めるために、莫大な関連予算を投入している。
工事現場の女性専用トイレやロッカーなどの設備整備費用として、最大500万円を助成するほか、女性役員の登用などの一定の条件を満たした企業に対して、最大180万円の奨励金を支給するなど、資金面からも現場改革を強力に後押ししている。














