学校に「防犯用ドローン」危険性の指摘も

日比麻音子キャスター:
アメリカの学校で最新鋭のドローンの配備が進められています。

国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
アメリカでは、学校現場における乱射事件で、犠牲になる児童が多くいます。何らかの対策をしなければいけないというのは当然だと思います。

【アメリカ・学校での銃乱射事件】
<2021年~2025年の5年間>
発生件数:1488件
けが・死亡:1136人
(Riedman, David (2025). K-12 School Shooting Database.より)

トランプ大統領が第1次政権時代に「教師全員に銃を持たせろ」という案を出しましたが、それよりはこの防犯ドローンの方が有効な対策だと思います。

一方で、防犯ドローンはプロのパイロットが遠い場所から操縦しているので、逃げ惑う子どもたちに間違って当たることがないかという危険性が指摘されています。実際、過去にこのような(ドローンの)開発を手がけた会社が断念をした経緯もあります。

防犯ドローンを導入しないよりはいいと思いますが、導入には様々な壁があると思います。

日比キャスター:
AIやドローンに絶対、100%はありません。慎重な検討が必要になりそうです。

================
<プロフィール>

堤伸輔さん
国際情報誌「フォーサイト」元編集長 熊本出身
BS-TBS「報道1930」ニュース解説