沖縄・宮古島市の職員4人が先月10日、台風9号の災害を警戒する勤務中に待機していた施設内で酒を飲み、1人が転倒して負傷していたことが分かりました。
宮古島市の教育委員会によりますと、飲酒していたのは、複合施設「未来創造センター」内にある市立図書館と中央公民館、それぞれの館長(課長級)と、ほかの職員2人の計4人です。
4人は先月10日、暴風警報発表に伴い市が災害対策本部を設置したことを受け、施設の損壊などに対応するために出勤していましたが、待機中に飲酒しました。
このうち図書館長は転倒してケガをし、およそ40日が経過した現在も自宅療養中だということです。
台風通過後に事態を把握した教育委員会が職員に確認したところ、職員は勤務中の飲酒を認めたため、市は処分を検討する「懲戒分限審査委員会」の準備を進めていて、記者会見で説明することも検討しているとしています。
台風9号は先月11日、宮古島の西約50キロまで接近し、市内で最大瞬間風速42.7メートルを観測。停電が最大2万7520戸におよぶなど、大きな被害を出しました。
宮古島市では2014年7月にも、台風による特別警報発表中に、災害対策本部長である当時の市長や幹部職員らが市長室で1時間にわたって飲酒し、市長の減給や職員の懲戒処分が下されたケースがあります。














