記録的不漁が”昆布大国”の食卓に影

北海道漁連によりますと不漁の原因は、地球温暖化に伴う海水温の上昇だということです。
現在、仕入れ値が上がった商品の見積りが卸売業者から次々に届いているという室谷さん。

まだ商品の値上げは行っていませんが、先行きを不安視しています。
室屋 室谷和典社長
「値上がりはもちろんですけど商品の休売だったりとか廃版。こういったものにも当然つながってきて。すでにそういったふうになってきてるんですよね」

こちらは同じ番屋街の鮮魚店次郎屋です。昆布締めなどに使う昆布を毎月1キロから3キロほど仕入れています。毎日使う食材だけに昆布の値上がりは死活問題だと言います。

鮮魚次郎屋 狩野次郎社長
「うち割と昆布締めが人気商品で売りなんですけど、やっぱり昆布の値上がりは痛いですね」

ことしに入り、昆布の仕入れ値がすでに2割から3割ほど上がっているという狩野さん。「高くても買うしかない」と嘆きました。

一方、室屋では、来年2月に商品の値上げを行う予定ですが、昆布の需要が高まる秋から年末年始にかけては仕入れ値の上昇分を販売価格に上乗せせず、消費者への影響を最小限に抑えたいとしています。

室屋 室谷和典社長
「(昆布の仕入れ価格が)上がった分を丸々商品に乗せるとか。そういったことはちょっとさすがに無謀だっていうのもわかってますし、どこまで弊社の方で(上昇分を)吸収できるか。そういったところも含めてこれからは考えていかなくちゃいけないと思っています」

かつてないほどの昆布の不漁。昆布王国・富山の食卓にも影を落としそうです。















