自宅訪問 半数は当事者と面談できず

相談支援室の職員は、必要があれば定期的に当事者の自宅を訪れ、面談を行っています。
この日、保健師が向かったのは10年以上ひきこもり状態となっている40代の男性の自宅。
2年ほど前、70代の両親から相談を受けました。

【長岡市 ひきこもり相談支援室 柴野 裕治 室長】
「高齢になってくると、余計に先々の不安っていうのは、すごく高まってくるんだろうなっていうのはありますよね」

しかし、まだ本人とは一度も面会できていません。
長岡市は30人を超えるひきこもり当事者への自宅を訪問していていますが、その半数は本人に会えていないのです。

この日も男性には会えず、約1時間半かけて家族と今後の対応について話し合いました。

【長岡市 ひきこもり相談支援室 小田原 悠莉子さん】
「家族が自分のことを相談しているというのを、ご本人がどう感じ取り、家庭内からの変化が起きるのか」
「そういう面では、自宅に伺うっていうのは、(本人には)会えないけれど意味はあることなのかなと思っています」