遠く離れた台風が日本周辺の高気圧を強める なぜ?

高気圧は上空から下に空気が降りてくる「下降気流」が強まる状態、低気圧は周りから空気が集まって上昇する「上昇気流」が強まる状態となります。この上昇気流によって水分が持ち上げられるため、低気圧の上空では雲ができやすくなります。

また、上昇気流で上に持ち上げられた空気は、限界の高さに達すると周囲に広がっていき、別の場所で降りていくことになります。その空気がちょうど高気圧と重なることで、下降気流がさらに強化されます。

こうして巡り巡って、台風が太平洋高気圧のパワーを強めてしまう可能性があるということです。

今週末にかけて太平洋高気圧が北への張り出しが強まり、23日(日)にはパワーアップした領域が関西エリアをすっぽりと覆う形になる見込みです。台風から離れているため風が強まることはなく、むしろ高気圧の影響で気温が上がり、蒸し暑い状態が続くことになりそうです。