千葉県を襲った豪雨から20日で1週間です。なぜ、冠水や浸水などの被害が相次いで発生したのか。専門家と現場を取材しました。
“浸水想定区域外”でも浸水相次ぐワケ
井上貴博キャスター:
今回、千葉県を襲った記録的な豪雨。

「千葉市 風水害ハザードマップ 洪水(浸水深・想定最大規模)」を見ると、大雨により洪水が発生した場合に浸水するおそれのあるエリアとして、海や川付近の地域が示されています。
実際に、今回の豪雨で海に近い千葉駅や蘇我駅の周辺一帯が冠水しました。

一方、排水能力を超える大雨時、行き場を失った雨水があふれる現象「内水氾濫」。そのハザードマップを見ると、内陸の広い地域で浸水のリスクが示されています。
しかし、今回の豪雨では、ハザードマップで示される浸水想定区域外でも被害が相次ぎました。

千葉市にある山王病院は、敷地の半分のエリアに浸水リスクがあると示されていましたが、地下浸水の被害に遭いました。
同じく千葉市にある、千葉大学医学部附属病院は、ハザードマップ上では「浸水想定区域外」でしたが、地下浸水の被害に遭いました。
ハザードマップだけでは判断できないリスクがあることがわかります。
高柳光希キャスター:
子どもやお年寄りは15センチ程度の水かさがあるだけで溺れてしまうリスクがあります。下り坂や水が流れている場所は、よりそのリスクが高まります。
リバーフロント研究所の土屋信行審議役は、「その場所から逃げるのではなく、なるべく近い建物の高い場所にまずは一度身を寄せて、水が引くのを待ってほしい」といいます。














