「持たず・作らず・持ち込ませず」
誰しもが子どものころ学校で習ったことのある「非核三原則」です。終戦から81年が経った今、その重みを忘れてはならないと強く訴える人たちがいます。核兵器をめぐる議論に、私たちはどう向き合えばよいのでしょうか。

「戦争は子どもとどう向き合うか」紙芝居で伝える元小学校教員
「ピカッ!どーん!!!!!」
「広島の空の上、580メートルで原子爆弾は炸裂、不気味なキノコ雲は100万度の火の玉をつくり4000度の熱線、風速400メートル…」
元小学校教諭の安原昭二さん72歳。子どもたちに紙芝居を見せて回る活動を30年以上続けています。この日上演したのは、広島で被爆した女の子・さだ子さんの実話をもとにしたお話です。
安原昭二さん(72)
「ある日、さだ子は恐ろしい光景を見てしまいました。同じ部屋で一緒に遊んだケンジがとうとう死んでしまったのです」
「死にとうない」
千羽鶴を折れば願いが叶うと信じたさだ子は病室で、力の入らない指で一生懸命鶴を折りましたが。
安原昭二さん(72)
「さだ子は中学の自分の席に一度も座ることなくこの世を去りました。千羽の鶴を折ることなく力尽きてしまった」
目を覆いたくなるような内容でも、子どもたちは真剣なまなざしを向けていました。
Q 原爆知っていた?
「知らない」「戦争は嫌だ」「痛そうで怖かった」(子どもたち)
いま、学校ではこのような平和学習の場は減ってきているようです。
安原昭二さん(72)
「(学校では)なかなか平和教育とか平和に対する学習ができない。決まったことやらなきゃいけないのが学校の実情みたいで…」
「戦争はどう子どもと向き合うか、どんなふうに私も考えていくかというのはいつも頭の中にあって。絶対に非核三原則は守るべきだと思うし戦争にならないような日本であるべきだと強く信念をもっている」














