「大間マグロ」が全国ブランドとなっている「クロマグロ」。その資源管理で新たな動きです。
日本を含む太平洋中西部の大型魚の漁獲枠が25%増える案で合意され、青森県内の関係者からは歓迎の声が上がっています。
“黒いダイヤ”とも呼ばれるクロマグロ。
大間マグロは全国ブランドとなっていて、東京「豊洲市場」の初競りでは15年連続、最高値で競り落とされています。
一方で近年、漁師たちを悩ませてきたのが漁獲枠でした。規定の枠に達すると漁を制限せざるを得なくなります。
こうしたなか、18日の国際会議で10の国と地域が合意したのが「漁獲枠の拡大」です。
鈴木憲和 農水大臣
「資源の状況に応じた漁獲枠の適切な設定に向けて前進があったものと考えています」
クロマグロは、乱獲により一時「絶滅危惧種」に指定されるほど減りましたが、国際的な水揚げ量の規制により資源量は大幅に回復しました。

これを受け、中西部太平洋エリアでは大型マグロの漁獲枠を2027年から25%増やすことで合意。今後は増えた漁獲枠を周辺国にどう配分するか交渉が行われます。
大間漁協の関係者からは歓迎の声が上がっています。
大間漁協 小鷹勝敏 組合長
「(マグロが)増えても枠がなければとれないし、大間にとってマグロはなくてはならないもの。とにかく枠が増えたということは、少なかれ多かれ各組合に(枠が)来るということは、なんとも言えないよろこびであります」
マグロの寿司や刺し身などの値下がりにつながる可能性もある漁獲枠の拡大。
今後、焦点となるのは、増えた漁獲枠を各国、さらには全国47都道府県にどう割り振るかで、県内の関係者も状況を注視しています。
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