原発事故による帰還困難区域で、福島県双葉町に設けられた特定帰還居住区域について、避難指示解除に向けた初めての住民説明会が行われました。

双葉町の特定帰還居住区域は、およそ690ヘクタールあり、このうち、下長塚、三字、羽鳥の3つの行政区は、すでに立ち入り制限が緩和されています。19日、双葉町では、避難指示解除に向けた初めての住民説明会が開かれ、住民20人あまりが出席しました。

国や町の担当者から、除染は7月末までに73%で完了し、必要に応じてフォローアップ除染をしていくことや、電気・ガスなどのインフラは概ね復旧していることが説明されました。

双葉町住民生活課・中里俊勝課長「線量に関してはみなさんから懸念もいただいたので、国と町で共有しながらみなさんの期待にそえるように、除染や営農再開に向けて取り組んでいきたいと思う」

参加した住民「なるべく早く帰ってきたいと思っている。(不安は)放射能ですね。本当に安心して住めるような町になるのかという不安はある。安心して住めるような町にしてほしいなと思っている」

町では、今年度中の避難指示解除を目指していて、説明会は、今後も埼玉県加須市やいわき市でも行われます。