記録的な豪雨に襲われた千葉県では、車の水没による死者が確認されています。
もし、運転中に車が水没してしまった場合、どのように対応したらよいのでしょうか。

千葉県を襲った記録的な豪雨で相次いだ車の水没。こちらはJAF日本自動車連盟による実験映像です。

深さ30センチほど冠水した道路に車が進入すると、エンジン回りに水が入るだけでなく、車の部品も落下するなどさまざまな危険が及びました。

(JAF宮崎支部 三善博昭さん)
「路面が確認できないくらい水があふれていると感じたら、中に何があるかとか、側溝であったり、マンホールのふたが外れていたりする可能性があるので、入らないようにしてもらえればと思う」

走行中、一気に水位が上がってくることもあるとして、JAFでは冠水した道路には安易に侵入しないよう呼びかけています。

それでも、道路の冠水によりドアが開かない状態に陥ってしまった場合は。

(JAF宮崎支部 三善博昭さん)
「こういった緊急脱出用ハンマーを使えば、簡単に脱出することができる。横のガラスをこういった形で叩いて割っていただければ」

緊急脱出用のハンマーを使うことで、女性でも簡単にガラスを割ることができます。

(JAF宮崎支部 三善博昭さん)
「できれば、こういった端の角を叩いてもらえれば、簡単に割れるかと思う。力も入るので、隅の方を叩いてもらえればと思う」

また、自衛隊ではテコの原理を利用し、ヘッドレストで窓ガラスを割る方法も紹介しています。

今後も台風などによる大雨が予想されるなか、JAFではハンマーなどの備えのほか、日ごろ使う道路の状況を確認するなどしてほしいとしています。

(JAF宮崎支部 三善博昭さん)
「大雨が降るという予報があるときは、天気など情報収集してもらって、近くの自身がよく使う道路など、ハザードマップを一度確認してもらって、冠水するような道路を通らずにしてもらえたら」

JAF宮崎支部によりますと、去年、県内で6月から10月にかけて大雨や冠水で出動した件数は145件に上っているということです。

また、最近の車の場合、フロントガラスや前列の窓ガラスが事故防止で強化されている場合があるので、もしもの避難に備えて自、分の車の特徴も把握しておくと良いということでした。

まだまだ台風シーズンが続きますから、家庭でもさまざまな備えの確認をして下さい。