広島市で行われた全国都道府県対抗男子駅伝で、長野は大会記録を更新し、連覇で9度目の優勝を果たしました。

7区間48キロで争う都道府県対抗男子駅伝。

3年前の前回大会の覇者=長野は先月の全国高校駅伝で準優勝を果たした佐久長聖から3人が出場。

1区の永原颯磨(ながはらそうま)はこれまでの区間記録を上回る2位でタスキをつなぎます。

その後4位まで順位を落としますが、4区・山口竣平(やまぐちしゅんぺい)が区間新記録の走りでトップへ。

佐久長聖のエースで5区の吉岡大翔(よしおかひろと)も区間新記録をマークし、2位を30秒以上突き放します。

6区の富士見中の小林陸(こばやしりく)、そして佐久長聖OBで立教大学監督のアンカー=上野裕一郎(うえのゆういちろう)がリードを保ち独走。

大会記録を1秒更新する2時間17分10秒で2大会連続・9度目の優勝を果たしました。

(高見澤勝監督)「2年間中止になって非常に悲しい思いとか悔しい思い、いろいろあった中で優勝できたというのは、多くの方々の支えがあってできたことだと思って、本当に感謝している」

(アンカー:上野裕一郎選手)「高校生が強いですね。この子たちが育っていって一般区間で走って、長野県の勝ちにどんどんつなげていってもらえれば、私としてもうれしい」

駅伝王国・長野が圧巻の走りを見せつけました。