都道府県対抗駅伝の男子が22日に広島市で行われ、福島は16位に終わり、2大会ぶりの入賞はなりませんでした。それでも、鏡石中の増子選手が区間賞、若松四中の栗村選手が区間3位と、中学生が快走を見せました。
新型コロナの影響で、3年ぶりに行われた都道府県対抗男子駅伝。福島は、1区で25位と出遅れますが、2区(3キロ)で若松四中の栗村凌選手が区間3位(8分25秒)の力走で11人抜き。順位を14位に上げます。
6区(3キロ)には、3000メートルの日本中学記録を持つ鏡石中の増子陽太(ましこ ようた)選手が出場。14位でタスキを受け取ると、増子選手は区間賞の走りで5人抜き(8分36秒)。順位を9位まで上げますが、目標の区間記録更新(区間記録は8分22秒)には届きませんでした。
増子選手は、レース後、涙を浮かべ、区間記録を更新できなかった悔しさを口にしました。
増子陽太選手「自分の思っていた記録とはかけ離れていたもので、自分の舞い上がった気持ちがレースをダメにしてしまいました。この結果を深く受け止めて、この冬に、もう1回土台を作り直して、高校から良い滑り出しをして、来年度の都道府県駅伝でリベンジしたいです」
このあと、福島はアンカーで順位を落とし、16位でフィニッシュ。2大会ぶりの入賞はなりませんでした。
  













