熊本地震の発生から17日で20日が経ちました。
現地で復旧作業が進む中、被災地に向けてさまざまな支援が行われています。
宮崎県高原町のNPO法人は、被災して一緒に暮らせなくなったペットを引き取るなど、ペットに関連する支援を続けています。
高原町で犬や猫の保護活動をしているNPO法人「咲桃虎」(さくもんと)。
ここで今月7日から暮らしているのが、熊本県甲佐町から来た柴犬の「ちぃちゃん」です。
「ちぃちゃん」は、熊本地震の影響で家族と一緒に暮らしていくことができなくなり、咲桃虎で引き取りました。
(咲桃虎 山下香織さん)
「(元飼い主が)おうちもこれからどうにかしなければいけないとなった時に、避難所やどこかに移るとなった時には『犬も一緒には無理かな』ということで、『どうしますか?』と言ったら、お願いしたいとのことだったから。明るい家族が見つかってくれるといい。ちぃちゃん、お利口さんなんです」
また、咲桃虎では、地震発生の翌日から熊本県へペット用の支援物資を届ける活動を続けています。
(咲桃虎 山下香織さん)
「一番は水、犬・猫・ほかの動物たちのごはんと、ペットシーツとかをSNSを通じて皆さんに呼びかけさせてもらった」
支援物資は全国各地から届き、咲桃虎では、これまでに10回、被災地へ物資を届けました。
(咲桃虎 山下香織さん)
「避難してから(ペット用品を)何も持っていなかったという人もいた。備蓄してても、家が崩れて取り出せない方がたくさんいたり、猫を連れて行っても、住まわせておける場所がないという方もいたり」
災害時にペットを守るため、どのような備えが必要なのでしょうか?
山下さんは、エサなど、ペット用の備蓄が必要だと話します。
(咲桃虎 山下香織さん)
「特にフードに偏りがある子、療養食、薬が必要な子、あとは小動物、今エキゾチック系のアニマルを飼う方もいるので、特にそういう方たちは多めに日頃から10日分以上備蓄しておくことが必要だと思った」
人間だけではなく、ペットにとっての災害への備えも考えておくことが大切です。
【参考】
また、今回の熊本地震のように断水が続くような災害の場合、畜産が盛んな宮崎ならではの課題もあるということです。
咲桃虎の山下さんは「畜産動物たちは水をたくさん飲むし、暑さに弱い。災害があった時にどうするか、行政などと連携して考えておく必要がある」と話しています。
災害への備えについて人間のことは考える人は多いと思いますが、動物たちのためにも何が必要なのか、確認しておくことが大切です。
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