■陸上・アスリート・ナイト・ゲームズ・イン・フクイ(14~15日、福井・9.98スタジアム)

男子100m決勝が行われ、桐生祥秀(30、日本生命)が10秒12で4位となった。2017年9月に日本選手で初めて9秒台ランナーとなった思い出の地「9.98スタジアム」で優勝とはならなかった。山本匠真(24、広島大学)が10秒05の自己ベストをマークしレースを制した。

予選ではスタートで出遅れながらも中盤からの加速で組1位となり決勝進出を決めた桐生。決勝は6レーンに入った。4レーンには去年の東京世界陸上代表の守祐陽(22、渡辺パイプ)、5レーンには6日前に行われた富士北麓ワールドトライアルで優勝した山本、1レーンには6月の日本選手権で2位となった西岡尚輝(20、筑波大)ら力のある選手が集結した。

桐生は決勝、まずまずのスタートを切るがスピードが上がっていかない。一方、5レーンでスタートした山本がスムーズに加速していき、トップでフィニッシュラインを駆け抜けた。自己ベストを更新する10秒05に胸を力強く叩き、喜びを表現した。

桐生は去年の日本選手権男子100mで5年ぶりの優勝。さらに同年8月の富士北麓ワールドトライアルでは、8年ぶり自身2度目となる9秒99をマークし、完全復活をアピールした。今年6月の日本選手権では3位となり連覇はならなかったが、4×100mリレーのアジア大会代表に選出された。今月9日の富士北麓ワールドトライアル予選では今季日本最高となる10秒03を記録した。

※写真は6月の日本選手権での桐生選手