映像を通じて偏見のない社会を実現しようと宮崎県内在住の聴覚障害者らによる短編映画の撮影が宮崎市で始まりました。


(よーいハイ)

短編映画の撮影を始めたのは、県内の聴覚障害者や手話に関する勉強や活動をしているメンバーです。


映画の舞台は、聴覚障害者への偏見が激しかった昭和時代の宮崎県内で、聴覚障害を持つ主人公が偏見のない社会の実現に向けて活動するストーリーです。


撮影に参加している役者やカメラマンなど関係者の半数は聴覚障害者で、手話を用いながら撮影を進めています。


(『おわりなき聲』盛田弘監督)「聞こえる人、聞こえない人関係なく、障がい者もみんなが普通の生活をしているんだということを知ってもらうことが(この映画の)目的」


映画は今年4月に宮崎市の宮崎キネマ館での公開を目指しています。