戦争体験が人を変える「戦争PTSD」とは

一さんのように、戦争体験によって兵士が心に傷を負うケースは少なくありません。
こうした症状は「戦争PTSD」とも呼ばれ、心理学の専門家は要因について――

甲南大学 森茂起 名誉教授
「戦争というのは、そのある瞬間の命が危ない出来事ということじゃなくて、長期間にわたって戦場にいたり、それから軍隊の中で過ごしていたり、強いストレスがずっと続いている状態を経験しますので、戦争に行くまでは非常に明朗な穏やかな人だったって、そういう方が帰ってくると、非常に陰鬱な気分にずっと支配されて、そして時には怒りが爆発する。戦争に行く前はそんな人じゃなかったのに、戦争から帰ってきたらそんな状態になったというのが、明らかに戦争体験がその方を変えてしまった」

















