完全な暗闇の中で魚の光を観察する特別企画「マツカサウオの発光ショー」が13日、富山県の魚津水族館で始まりました。観察中は外の光を遮断し、スマートフォンなどの使用も一切厳禁。8月16日までの期間限定で、暗闇に浮かぶ神秘的な淡い光を楽しむことができます。

真っ暗闇の中に浮かぶ淡い光。光っているのは…。

大量の魚たち。その名もマツカサウオです。大きなウロコは、まるで松ぼっくり。

全長はおよそ15センチで、富山湾をはじめとする日本近海やインド洋などに生息しています。

13日魚津水族館では、このマツカサウオの発光ショーが開かれ、家族連れなどおよそ20人が訪れました。

淡い光のため、観察中は外の光も遮断し、スマホも一切厳禁とされています。

来館者「きれいきれい」「蛍見てきたみたい」

貴重な瞬間を見逃さないよう水槽に釘付けです。

光の正体は、魚そのものではなく、発光バクテリアと呼ばれる細菌。マツカサウオが自身の下あごに住まわせていて、エビなどの餌をおびき寄せるために利用しているのではないかと考えられています。

長野から参加「(記者:光見られました)見えました。豆電球みたいな、豆電球が小さい光(を放っている)みたいな感じでした。思ったよりも光っていてすごかったです」

魚津水族館 杉浦杏子飼育員「部屋を真っ暗にしないと見えない発光ですので、普段の展示ではご覧いただけない神秘的な姿を、この機会にご覧いただけたらいいなと思っております」

マツカサウオの発光ショーは、8月16日まで開かれます。