中国当局による未成年者保護キャンペーン

中国の国家インターネット情報弁公室はこのほど、オンライン上での未成年者の保護を目的としたキャンペーンを開始しました。この部署は、中国国内においてインターネット上に流れる情報を監視し、不適切な情報や国家体制に不利なコンテンツの摘発・削除を行うセクションです。国内外でのデータの流通統制を強めている習近平指導部の肝いりの部署といえます。

オンライン上での未成年者の保護といえば、オーストラリア政府が先鞭をつけたことが記憶に新しいでしょう。2025年12月、有害コンテンツの視聴やSNSでの性加害・被害を防ぐ目的で、16歳未満のSNS利用を禁止する法律が施行されました。国家としてはオーストラリアが世界で初めての措置であり、各国・地域も規制に動いています。

さて、中国のキャンペーンですが、その背景にはある問題が存在します。メディアの調査によると、様々なプラットフォーム上に「有害なアニメーション」が存在することが明らかになりました。これらは可愛らしい動物のキャラクターを登場させているものの、過激な描写を含んでいます。それにもかかわらず、子供たちの多くがこれらを視聴し、「いいね」の評価をしたり、歓迎のコメントを寄せたりしているのです。