6月に発生した出雲市の商店街の大火災から1か月半。火災により汚れたり破損してしまった被災者の写真を修復するボランティア活動「写真洗浄」が今週から出雲市で始まりました。
今月9日から、出雲市総合ボランティアセンター運営委員会と災害ボランティア「ビリッキーノ」の主催で始まった「写真洗浄」。
水害や地震、火災などの災害で、泥で汚れたり水で濡れてしまった被災者の写真をあずかり、できる限りきれいにして持ち主に返すボランティア活動です。
6月23日の夜、出雲市のアーケード商店街「サンロードなかまち」を中心に発生した大規模火災。火は次々と延焼し、民家や建物25棟が焼ける大惨事となりました。
焼け跡から見つかり、被災者から預かったアルバムは20冊以上。
この日参加した20人のボランティアは、主催者から作業の仕方を教わりながら写真に付いた煤をアルコールで拭いたり、写真の焦げた部分をはさみで切り取ったりして、1枚1枚丁寧に写真洗浄していきました。
参加者
「お母さんが赤ちゃん抱いてる写真から入学式…そういう写真がいろいろ出てきて(燃え切らずに)残っててよかったなと思って」
「少しでもきれいにするお手伝いをさせてもらえたらと思って」
「私自身も写真は大切にしたいと思っているので、少しでもたくさんの写真が残るといいなという気持ちです」
中には火災によって写真同士が溶けてくっついていたり、アルバムごと溶けて固まってしまっているものもありますが、元通りにはならなくてもひとつでも多く「思い出を残す」ことを目指すのが写真洗浄という活動です。
災害ボランティア団体「ビリッキーノ」 大迫崇史さん
「写真洗浄を皆さんでしてもらうことによって(被災者が)後世にも思い出として、持ち主に大切に保管しておいてもらえる、とても大切な活動かなと思っています」
主催者によると、写真の点数が多いため、活動は長期に渡る見通しとのこと。
「写真洗浄」は、今月は13日・17日・20日に開かれる予定で、会場の出雲市総合ボランティアセンターでは参加をよびかけています。
なお、写真洗浄ボランティアへの参加申し込みは、会場の出雲市総合ボランティアセンター電話0853-21-5400にご連絡ください。














