就職活動…母子家庭は金融関係ダメ
母の弱音を見たことがなかったと振り返る小野さん。しかし、戦後社会の中で戦争遺児ゆえの偏見や差別にも直面してきました。

小野さん:
「就職活動で担任の先生から『母子家庭は金融関係はダメ』と言われ、どうして?と聞いたら『お金をたくさん銀行で見たらほしくなるから』と。そういう差別があったような気がします」
終戦後、国の調査で記録された全国の戦争孤児は12万人余り。小野さんは日本遺族会の仲間とともに、遺児たちが受けてきた不当な扱いを集めました。
※実際の記述抜粋
「村人から『戦死はお金をもらえていいね』と言われた」
「おじさん、おばさんから『食いぶちが増える』と言われた」
「父なし子と言われた」
「片親育ちは不採用という差別があった」
小野さん:
「いろいろ苦労してきて、今になってやっと話せることはありますよね」














